こんにちは。薬剤師のHです。
今回もオススメの本を紹介させていただきます。

ライオンのおやつ
著:小川 糸

ポプラ社

余命を告げられた主人公が、「ライオンの家」というホスピスで最後の刻を過ごす物語です。

生きることに正面から向き合い、死を受け入れていく人々を描いたとても深い内容になっています。

「そんなに簡単に自分の生き方を変えることはできない。でも、自分の人生を最後まであきらめずに変えようと努力すること、そのことに大きな意味がある。」
「人は死の直前まで、変わるチャンスがある。」
といった、週末期に携わる人物のセリフがあり、自分にとっての理想の最後とは?、どんな最後を迎えたいか?、ということを考えさせられます。

皆様機会がございましたら、ぜひご一読ください。